さあ 今日は「捨てるぞー」のキックオフ

「私汚いんです」

 

いきなり

出てきた言葉にびっくり。

 

Yさんは

養護教諭

 

生徒が

保健室にきて

「先生の机きたな〜い」

と言うそうです。

 

「『そうなんだよね〜』

と片付けるんですけど

 

またすぐ

散らかってしまうんです。

 

毎日

片付けるには

どうしたらいいですか?」

 

そういうことでした。

 

Yさんには

「いきなり毎日

3S(整理・整頓・清掃)は

ムリです」

 

「まずは、一度『3Sキックオフ』

の時間をとることです」

 

「最低でも2時間くらい

時間をとって

整理することです」

 

「整理って、

『要るもの・要らないもの・保留』

に分けて、要らないものを捨てるんです」

 

「そのキックオフを機に

月に一度2時間くらい

整理をします」

 

「それを半年くらい続ければ

『要るもの・要らないもの・保留』

の感覚が掴めると思います」

 

 

「その感覚が掴めるようになったら

毎日片付けることが

できるようになると思いますよ」

 

とお答えしました。

 

あとで

これも

言っときゃよかったなと思ったのが

 

 

「生徒さんも巻き込んで

一緒に3Sする」

です。

 

生徒に頼むんです。

 

「先生片付け苦手だから

手伝ってくれないかな」

って。

 

Yさんが

「要るもの・要らないもの・保留」

の仕分けをしている間

表示とか標識を作ってもらうんです。

 

インデックスでも

付箋紙でも

何でもいいです。

 

生徒の汚い字?

可愛らしい字?

読めないような字?

 

いいじゃないですか

何て書いてあるかなんとなくわかれば。

 

あるいは

空き箱でももってきて

生徒にラッピング用紙で

保留箱をつくってもらう

とか

 

生徒は喜んで

手伝ってくれると思います。

自分が先生を助けてるんだ

という気持ちで。

 

Yさんだって

一人でモクモクやるより

楽しいですよ。

きっと。

 

な〜んてこと

言ってあげれば

良かったな。

 

 

ものがありすぎると

探すストレスになりますが

 

 

ものを捨てるというのは

決断する勇気が必要です。

 

さあ

あなたは

どちらを選択しますか?

 

 

 

 

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