嫁になんか行かなくていい!

 

私の姪たちの

お弁当は

毎日

超豪華

 

 

 

 

 

 

 

それもそのはず

料理人の父親が

腕によりをかけて

つくった重箱並みの

品数のお弁当なのです。

 

 

ふたりとも

りっぱな大人なのだが

実家の近くに住み

仕事帰りに

実家により

夕食を済ませて自分のアパートに帰る。

 

朝は

職場に行く前に実家により

朝食を食べて

父親の用意した

豪華弁当をもって

仕事に出かける。

 

 

彼女たちの父親

つまり

私の妹の夫は

 

 

今や

娘たちに

喜んでもらえるお弁当づくりが

生きがいになっている模様。

 

 

娘たちは

大学、就職と

沖縄を離れていたいたので

6、7年ぶりに帰郷し

家族の団欒が再び

始まったのです。

 

 

それが

父親にとっては

ことの外うれしいのでしょう。

 

 

 

 

お嫁にいきたがっている

長女が

「私に誰か紹介して」

と父親にお願いしているのに

父親はいっこうに

紹介してくれないらしいのです。

 

 

きっと

「この幸せな時間を

取られてたまるものか」

「嫁になんか行かなくていい」

と、思っているはず。

 

 

たまに

お弁当の内容が

野菜チャンプルーだったりすると

母親がつくったものだそうです。

 

早く嫁に出したい母親は

きっと

夫の娘たちへの

愛情たっぷりの

弁当作りを

冷ややかに

見ていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Page Top