「ありがとう」

本日の朝礼での[職場の教養]輪読は

「自分の心に目を向けましょう」というタイトルでした。

 

「職場の教養 3月号」一般社団法人倫理研究所 発行より抜粋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ある日、母親との関係に関する新聞記事を読み、長年母親に対するわだかまりを

抱えて責め続けていることに気づきました。その後、Aさんは今までの態度を反省し、

母親に「ありがとう」という言葉を伝えるようにしたのです。

数日後、母親からも「こちらこそ、ありがとう」と返事がくるようになりました。

勇気を出して取り組んだ「ありがとう」の声かけは、家庭から職場、お客様にも

広がり、Aさんは今、笑顔で仕事に取り組んでいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

母親とのわだかまりが、実は「母親を責め続けている自分の心に原因があった」

ということに気が付いたAさん。お母さんとは意見が衝突することが度々あり、

心が休まらない日々が続いたようです。でも自分と同じ状況の人の記事を読むうちに

お母さんにしてもらったことや心配をかけたことや助けてもらったことなど、

きっといろんなことを思い出されたのでしょうね。

 

 

私も、日々他人への責め心ばかりが噴出してきます。

そういう時、ちょっと心を落ち着けて自分の心を止観して

書き出してみる ということを心掛けるようにしています。

 

そうすると、

自分のことは棚に上げて責めていたり

相手の話を聞いていなかったり

相手の事にちっとも関心を持っていなかったり

助けてもらっていることに気づいていなかったり

「気づかせてもらっている」ことに気づいていなかったり

まあまあ いろいろ出てきます。

そして 反省とともに感謝の心が湧いてくる

なんてことになります。

 

時には涙が出てくることもあります。

「本当にありがとうございます」

「本当にごめんなさい」

という心からの想いとともに。