勇気ある青年

 

モノレールで空港へ。

 

2人掛けの席に

 

荷物を横に置いて

席を独占している

若い男性がいました。

 

 

イヤホンをかけて

うたた寝?

していました。

 

どんどん人が乗り込んできます。

私の横に立っていた青年が

見かねて

肩をたたき

 

 

「隣に人が座れないので

寄ってくれますか」

と注意しました。

 

 

若者は

ワビれた様子もなく

少し寄ってくれたものの

 

 

荷物はそのまま

横に置いた状態で

少し体を移動しただけで

一人が座れるスペースじゃありません。

 

 

 

再度

その青年が

肩をたたき

 

「それでは座れませんよ」

と言うと

 

また少し寄ってくれたものの

まだ2/3を独占しています。

 

 

思わず

私は注意した青年を

見てしまいました。

 

 

その青年は

呆れた顔をしていましたが

それ以上は何も言いませんでした。

 

 

しばらくして

中国人らしき女性が

その狭いスペースに

座り込んできました。

 

 

その若者は

必然的に

荷物を膝に乗せて

席を詰めました。

 

 

一連の状況を

私は

ただ見ていただけでした。

 

 

2人がけの席を

一人で独占している若者を見て

 

 

「なんだこいつ

自分勝手なやつ」

 

とは思ったものの

注意もせず。

 

 

注意した青年に対して

 

「おっ、すごい」

 

「注意できない

自分が恥ずかしい」

 

とは思ったものの

やはり何もせず。

 

 

気まずい思いで

モノレールを降りました。

 

 

反省と決意です。

 

人目を気にしたり

 

関わりをめんどくさがらず

 

 

相手が誰であれ

どこであれ

 

 

人に迷惑をかけるような行為を

目撃したときは

注意します。

 

 

一朝一夕には

できませんから

 

常日頃から

 

小さなことから

 

「これは変!」

「こんなことだめでしょ!」

 

思ったことを

声にする

訓練をしていこうと

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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