塩化ビニール製タイルで床を仕上げました

新築住宅の案内です。こちらの住宅の居間、寝室、倉庫等の床仕上げ工事を担当しました。

一見、フローリングに見えますが、こちらは、塩化ビニール製タイル貼です。

タイル貼りというと、写真のようなものを思い浮かべると思います。

こういう固いものももちろん「タイル」です。こちらは厳密にいうと「磁器タイル」といいます。土を原料とした焼き物の一種です。

「タイル」とは、広義でいうと「ものを覆うもの」という意味です。
ですから、塩ビ製の仕上げ材もタイルなんですね。

下地としては、コンクリートやべニア板が一般的です。これに接着剤で張り付けていきます。

細かい所はカッターで切ることで微調整していきます。

案外、素材が柔らかいので、取扱いに注意です。施工時は傷つけないように靴下で作業します。

塩ビタイルの良い所を挙げます。

① のこぎりを使わないので施工中の音が静か
② のこぎりの切りくずが出ないので後始末が早い
③ 磁器タイルのようにモルタルを使わないので濡れることがない

つまりは、施工中、建物にやさしいのですね。
そして、

④ デザインがたくさんあるので、一見してどんな仕上も可能

憧れの大理石のフロアも実現できるのです。
そして、更なるメリットが

⑤ 防水性能がある

木質で作られたフローリングは、水濡れに弱いです。ですので、例えば脱衣所に使用し、濡れたまま放置すると、床が腐食してしまうおそれがあります。塩ビはそれ自体に水を弾く性質があるので、水分はふき取るだけでOK!

旦那~、掃除がラクですよ~

 

さて、施工も順調に進んできました。

細かなところのチェックとお掃除を残すのみ。

あっという間に床が仕上がりました。

もちろん、部屋のイメージに合わせて、デザインを変えることもできます。

とても楽しみですね。

 

 

塩化ビニール製タイルのお問い合わせは今すぐ
株式会社いしかわ文明堂
TEL:098-835-8001